玄米は健康にも美容にも最高の食べ物
白米、炊き立てご飯、非常においしくなんにでもあいますし、やはり日本人の食べ物といえば、白いご飯です。
でも今、若い世代にも玄米が注目されています。
昔は白いお米を食べるということがめったになく、戦時中などは玄米すら食べる事が出来ず、ひえあわなどを食べている事もありました。
しかし戦後、食生活が各段によくなり、どの家庭でも白米を食べるようになりました。
その中で現代、なぜ玄米が注目されているのでしょうか。
まず玄米とはどういうものなのか、それを理解しなければなりません。
玄米というのは精白されていない白米の事で、白米と比較すると茶色く、穀物独特の臭みがあるので、食べにくい、硬い、おいしくないと感じる方も多いです。
でもこの玄米、食物繊維にビタミン、ミネラルなども豊富です。
健康や美容にもいいということで国内はもちろんのこと、海外でも注目されているのです。
最近はマクロビ(穀物、野菜、海藻などの日本で利用してきた材料、伝統食をベースにした食事をとり自然を調和しながら健康的な暮らしをすること)とし絵も、高い効果があると考えられています。
白米と比較し栄養価が秀でている玄米
戦時下「銀シャリが食いたいな」と多くの日本人が考えたといいます。
白米のご飯を食べることができていたのは、お米の名産地くらいだったのではないでしょうか。
白米、銀シャリは昔、高価な食品としてこの名で呼ばれていたのです。
甘くおいしい、おかずのうまさを引き出し、おにぎりにして冷えたものでもおいしい、白米は確かに銀シャリと呼ばれることがわかるおいしいものです。
しかし玄米と比較すると、栄養価という面で劣ります。
籾殻をとり玄米にして糠、胚を取り除き白米になります。
糠、胚には食物繊維やビタミン類、カリウム、それにタンパク質など非常にたくさんの栄養素が含まれています。
精米することで白米という美しくおいしい食材になりますが、栄養価が減少してしまうというデメリットがあるのです。
玄米は糠、胚ともに残っていますので、白米と比較すると栄養素の宝庫です。
白米を玄米に替えるだけで、バランスのいい食事に近づけることができます。
玄米の栄養価は健康にも美肌にも
玄米に含まれている栄養素には健康効果もありますし、美肌効果もあります。
むくみの解消や老化防止、美白など様々な効果が期待できるのです。
ビタミンB1は糖質や脂肪の代謝を促すことができます。
ビタミンEは抗酸化作用、老化防止、カリウムは余分な塩分を排出し利尿作用をもたらすという効果があるので、むくみを解消してくれます。
むくまない体にすることでしわ予防にもなります。
タンパク質や細胞生成に必要ですし、食物繊維は便秘解消効果があります。
便秘が解消されると老廃物がしっかり体外に排出されるので、お肌が内側から美しくなります。
こうした様々な美肌効果を持っている玄米はすべて玄米にすると食べにくいという方もいますので、少しずつ利用する、また食べやすく加工してある玄米などを利用されるといいでしょう。